冷たい体と心にシナモンの香りを
寒い冬は体を芯から温めたいものです。
心も穏やかにしてくれる香り「シナモン」
シナモンロールやアップルパイに使われているシナモン。
甘くスパイシーな香りが心も穏やかにしてくれる感覚を持つ方も多いと思います。
日本では「ニッキ」
日本に古くからあり、八つ橋などに使われているのはニッキ。
シナモンもニッキもクスノキ科の樹木から採取されています。
香りの違いは産地
香りの違いは産地。
マイルドな風味はスリランカ産。ニッキなどに使われているツーンとした風味は中東や中国が産地。
生薬「桂皮」
生薬では、桂皮と呼ばれ、その効能の広さは、
抗酸化作用、動脈硬化予防、コレステロール改善、血行促進等 様々あります。
古代エジプトでは、ミイラの防腐剤としても使われており、神秘的な魅力さえ醸し出しています。
クリスチャン・ディオール「POISON」
スパイシーながら甘さもある香りは官能的とまで評され、香水にも使われています。
1985年、クリスチャン・ディオールが発売した「POISON」はセンセーショナルでした。

ディオールの香りは今なお愛されてますが、
近年も、ルチアーノ・ソプラーニなど、オリエンタルな大人の女性をイメージした香水が様々登場しています。
心に毒を…との意味も
当時、香水にもっとも相応しくない名前を作ろうとした思いが、名前「POISON」となり、
心に毒を…との意味も含まれています。
毒もまた媚薬みたいなものですね。
【記事作成:Leg52】